DigitalOcean にUbuntu with Fluentd な環境をVagrant で構築する
はじめに
タイトルの通りのことをやりました、というだけのエントリー。個人的にはVagrant を使った環境構築をやってみたかったという動機が強く、 詳しく知っている人にとってはあまりにも稚拙な内容であると思われるのでそっ閉じ推奨。
DigitalOcean はSSD を採用したVPS サービスで、時間(Hour)単位の課金が選択できるところが特徴的である。
https://www.digitalocean.com/:DigitalOcean
ここにUbuntu14.04 を立てて、ついでにFluentd をインストールするところまでをローカル環境のVagrant コマンド一発でできるようにする。
Vagrant をインストールする
Vagrant は手元の環境にインストールする必要がある。以下の例はローカル環境もUbuntuであることを想定している。
Vagrant 公式サイト からバイナリファイルをダウンロードする。今回は.deb ファイルである。
インストールする。ついでにDigitalOcean 用のプラグインも追加する。
$ sudo dpkg -i ~/Downloads/vagrant_1.6.3_x86_64.deb
$ vagrant plugin install vagrant-digitalocean
Vagrantfile を記述する
Vagrant コマンドに食わせるVagrantfile を書く。Vagrant は、このファイルの通りにDigitalOcean にDroplet(インスタンス)を立ち上げる。
Vagrantfile for Ubuntu14.04 with Fluentd
- 以下の点は個別に要編集
YOUR_CLIENT_ID
とYOUR_API_KEY
は、API から取得YOUR_SSH_KEY_NAME
は、SSH Keys から取得YOUR_TOKEN
は、Apps & API のPersonal Access Token から取得
このVagrantfile のprovision の項目で、OS立ち上げ後の個別設定、ここではFluentd のインストールを行っている。
Vagrant コマンドでDroplet をスタートする
以下のコマンドでDroplet をスタートし、ログインする。
$ cd /your/Vagrantfile/dir
$ vagrant up --provider=digital_ocean --provision
--provision
を付与することで、Vagrantfile に記載したFluentd のインストール項目が実施される。
立ち上げたDroplet にログインするためには以下のコマンド。
$ vagrant ssh
作業が終わったら、課金を止めるために以下のコマンドでDroplet を削除する。(データはすべて削除される)
$ vagrant destroy
おわりに
Vagrant を用いたDigitalOcean のデプロイを試した。
今回紹介したVagrantfile は以下のレポジトリで管理している。
zonomasa/Vagrantfiles · GitHub
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